フェイキックICL 術後経過③50日くらい
インターネッツの片隅にふせんでメモを残しておくような気持ちで書いているこのブログ、見てくれる人がいて嬉しく感じています。
お越しいただきありがとうございます!
経過と書きつつも
前回から今日まで変化はほぼありません。
⚪ハログレ
ハログレアの改善は見られず、一ヶ月検診の時に先生にもう一度相談しましたが「若くて瞳孔が大きい為で、年齢と共におさまってくるよ」と回答は同じでした。
その時まで瞳孔が縮まるまでずっとこのままなのかな……と暗い気持ちになり、後悔したくないなどと言いつつも本当はちょっと後悔してたんです。
だけど一ヶ月経っても変化が無く、先生からもそう言われたので改善策は無いのか、こんなもんなのか、と割りきれるようになってきました。
後遺症というわけでもありませんし。
それに、眼鏡だった頃の見え方を忘れました。イレギュラーな事が起きても、しばらく続くとそれがいつの間にか「当たり前」になるもんなのかもしれませんね。
ハログレアが起こるのは暗い所に限らずは、明るい場所でも黒っぽい色に焦点を合わせても同様の症状が出ます。
また、ハログレアで光が滲む・大きく拡がる以外でも手術後に変わったのは、光が反射して視界の中心にICLのレンズの縁が見える事です。
明るい光を見ると円環が二重、三重に見えていて邪魔なはずなのに不思議とこれはあまり気にならず。
逆にこれのおかげで見えてるんだなーと、見えるたびに実感するくらいです。
⚪視力
視力も安定の片目2.0ずつ。
ピントが合わせづらかった近距離・中距離は見えやすくなってきたというより段々慣れたという感じです。
気になるところはあっても、それでも裸眼で生活できるというのは本当に素晴らしいことです。とことん視力を落として、ようやく理解しました。
良かった事といえば
例えばスポーツをする時とか
汗で眼鏡がすべる事やコンタクトが落ちる心配もなく動ける。
(コンタクト経験が無いのでコンタクト使用の人が本当にそんな心配をしているのかはわかりません)
しかも眼鏡が曇らない。
スーパー銭湯とか温泉行くときも見えます。
人の裸とかじゃなく。眼鏡が無いまま突入してもどこに何があるのかわからないし、友人を見つけるのも一苦労です。
そんなもんだからお風呂場へも眼鏡を持って行くこともありましたが、当然邪魔です。
露天風呂入ってもこれからは景色がちゃんと見えるんだろうと思います。
また、化粧のしやすさは特に劇的に変わりました!
前は鏡に鼻がくっつく位近づけないと何も出来なかっのに部屋を明るくしていれば今は快適。
それにあんまり度がきつい眼鏡をかけていたせいでアイメイクをしたところであまり意味が無かったように感じます。マスカラを付けるとレンズに引っ付くし、大きく見せようとしたってレンズの屈折で打ち消されてしまうし。
見えるようになってからは化粧品コーナーを見るのも楽しく感じるようになりました。
そんな感じで、不便を感じる反面ハログレアの件を割りきれば日常生活でも「手術をして良かった」と感じることが出てきました。
積極的に人に勧めようとは思いませんが、止めた方が良いとも言いません。強度近視に悩んでいる方には選択肢の1つとしてフェイキックICLが拡がって欲しいです。
私はICLのメリットとして出回っている情報を鵜呑みにして「手術を受ければ裸眼と同じように見えるようになるんだ!リスクも低いし!」と結構都合よく解釈していました。それは間違いではありませんが、もっと慎重になっていればハログレアの事だって起こりうるかもしれないと事前に知った状態で手術を決断することができたんじゃないかと思うんです。
それでも今は後悔はしていませんが。
そもそもICLはハログレアが出ない人がほとんどらしく、一緒に手術を受けた同年代の方も術後数時間の時に症状は出ていないようでした。(私は既に出ていました)
若いからと言って必ずしもハログレアが出るとは限りません。ですが、これからICLを受ける方には中にはこういう例があるということも是非知っていただきたいです。
余談ですが、未だに顔を洗う時や寝る前眼鏡を外そうとすることがあります。
長年の癖は中々抜けないみたいです。